世の中、すっかり選挙モード一色になってきました。小泉首相の「郵政」選挙、民主党の「マニフェスト」選挙ときて、今回は「群雄割拠」選挙とでも名づけようか。　政党が10以上もできて、とても小生は憶えきれません。
　
　中国でいえば周の時代の後半戦国時代、日本でいえば室町時代後半のような感じがする。いずれも群雄割拠の時代で、中国ではその後、「秦」、「漢」と統一されるし、日本は「安土桃山時代」を経て、「徳川時代」の安定期に入る。

　とすると、恐らく選挙後は各党が離散集合して、新たな2大政党の時代になるような気がするが、楽観しすぎだろうか。

　ところで前回の民主党マニフェスト選挙について、賛否両論いわているが、具体的項目、期日を明記することは、我々有権者にとっては判りやすくて選びやすいので、続けるべきと思う。ただ、このマニフェスト選挙で唯一問題だと思うことは、たくさんの羅列された項目全て賛成で投票されたのではない、ということである。従って、他の党の内容も賛成できる政策はあるし、
実施してはいけないと思っている項目もある。政権与党になったところは、そのあたりをどのように考えるかが、今後どこがなるにしても課題ではないかと思う。

　いずれにしても各党の政策をよく吟味して選挙に望みたい。少なくとも「知り合い(親戚)に頼まれたから」、「世話になったから」、「人気があるから」とかいう理由での投票はしたくないし、して欲しくないと思っている。