山中ブログ
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2月13日(水)「みんなで歩こう !防災ツアー」という北播磨活動支援センターの呼びかけによる催しに仲間の藤本議員、岡嶋議員とともに参加しました。この取り組みは大規模災害が来住地区で(今回の場所は来住地区に設定された)発生した際、地域の防災資源を有効に活用し、なおかつ地域内の危険個所を事前に把握することを通じて被害を最低限にとどめ、地域の防災力向上につなげることを目指すというものです。
当日は大寒波で雪の降りしきる中、来住地区の危険個所、企業などを歩いて回りました。約70人が参加されており、3グループに分かれて現場を観に行きましたが、バスで現場へ行くチームもあった中で、くじ運が良くなかったのか、私は歩くチームになってしまいました。終了後血圧を測ったら、普段より30くらい高く、その数字を見て倒れそうになった位寒かったです。
消防車、備蓄倉庫などの場所の確認、企業の協力いただける内容(避難スペース・機材・食事数・水など)の確認、危険個所の確認などをしていきました。地元の人ももちろん参加されていましたが、以外と当日確認して回ったようなことは周知されてないことがわかりました。市で創られた「洪水ハザードマップ」もしかりです。ただ、企業を訪問した際、地元の方がさらに具体的項目について、後日相談したいというようなことを言われていたのは、防災意識の高さが感じられたこととして、印象に残っています。
防災は自助、共助、公助が大切であると言われています。一番大事なのは自助であることはいうまでもありませんが、身体が不自由な方、一人住まいのお年寄などは共助が不可欠です。阪神淡路大震災のときに淡路で救命率が高かったのは、地元のことを一番よく知っている消防団はじめ地域の人達の活躍があったからだそうです。
そういった意味で企業・NPO・地域団体・大学・行政がスクラムを組んで、今回のような催しが実施されたのは意義深いことだと感じています。今後各コミュニティ単位でこのような活動が広まっていき、また継続的に行われることが、いつ起きるかわからない災害対策として、大切なことであると思っています。
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