新年あけましておめでとうございます。
　良い年を迎えられたことと　お慶び申しあげます。

　今年は小生、町の宮総代という役をいただいておりまして、元旦は朝６時から住吉八幡神社の境内で、参拝客のお迎えをさせていただきました。



　写真は神社の場所にある愛宕山(あたごやま)から撮影したもので、何年ぶりかで「初日の出」を拝ませてもらったものです。朝７時１８分でした。朝早く起きたお陰で素晴らしいご褒美をいただきました。ついでに周りの樹木が大きくなっていて、これらを少し伐採すればさらに景観が良くなることは明らかなので、提案したいと思ったしだいです。

　さて政権が代わり、世に言う「アベノミクス」により、株価は１万円を突破し、為替は８７円まで下がりました。幸先よしです。市長のいう巳年で「脱皮」の兆しが見えてきました。何とか経済がこのまま上向いていくことを期待したいものです。

　今年もいよいよ押しせまってまいりました。

　今日で市役所も御用納めとなりました。小野市は「北播磨医療センター」の工事、セレモニーホールの建設、福祉センターの建設、小野東小学校建設など今年も建設ラッシュでした。それでも財政は基金で県下８位、借金は県下２位、将来負担比率は県下１位と順調に推移しています。来年もホテル、バンケットホールの建設、新都市中央線など事業はメジロ押しです。議員として、しっかりチェックしていきたいと思います。

　ブログを週に１回は書こうと、年の初めに決心したのですが、生来の怠け癖で実行できませんでした。来年は少なくとも、実行したいと思っています。

　世の中、すっかり選挙モード一色になってきました。小泉首相の「郵政」選挙、民主党の「マニフェスト」選挙ときて、今回は「群雄割拠」選挙とでも名づけようか。　政党が10以上もできて、とても小生は憶えきれません。
　
　中国でいえば周の時代の後半戦国時代、日本でいえば室町時代後半のような感じがする。いずれも群雄割拠の時代で、中国ではその後、「秦」、「漢」と統一されるし、日本は「安土桃山時代」を経て、「徳川時代」の安定期に入る。

　とすると、恐らく選挙後は各党が離散集合して、新たな2大政党の時代になるような気がするが、楽観しすぎだろうか。

　ところで前回の民主党マニフェスト選挙について、賛否両論いわているが、具体的項目、期日を明記することは、我々有権者にとっては判りやすくて選びやすいので、続けるべきと思う。ただ、このマニフェスト選挙で唯一問題だと思うことは、たくさんの羅列された項目全て賛成で投票されたのではない、ということである。従って、他の党の内容も賛成できる政策はあるし、
実施してはいけないと思っている項目もある。政権与党になったところは、そのあたりをどのように考えるかが、今後どこがなるにしても課題ではないかと思う。

　いずれにしても各党の政策をよく吟味して選挙に望みたい。少なくとも「知り合い(親戚)に頼まれたから」、「世話になったから」、「人気があるから」とかいう理由での投票はしたくないし、して欲しくないと思っている。

　先日、議員協議会において、「小野市防災センター整備事業計画」と「バンケットホール建設計画」についての概要説明があった。

　前者については９月に補正予算が決まったものであり、後者についてはまだ予算化されていないが、小野市の場合、重要な事業については事前にこのように議員協議会で具体的に説明をされるのが通例となっている。(他市ではこのようなことはないと聞いている。)
　当局とのなれあいではないかという説もあるが、事前に説明を受けることで、議員の理解度が深まり、議会でより深く質問できるし、市民にも説明し易くなり、私はいいしくみだと思っています。
　
　さて、防災センターですが、３階建、延床面積約3000㎡、予算規模１８億円、完成は平成２５年３月予定です。防災センター機能、市民への防災意識啓発機能、消防署機能、情報管理機能などの機能をもつため、規模も大きなものとなっています。場所は現在、選挙管理委員会のあるところです。兵庫県が発表した山崎断層の地震の想定規模は震度7.0、死者１,０２３名、負傷者４４８名、全壊・半壊家屋24,046戸、避難者29,423名等甚大な被害が予想されています。災害に対する即応力の強化、被害者対応の迅速化、防災教育の充実、自主防災力の向上など総合的な危機管理体制の構築が必要との見地から、推進しようとするものです。

　バンケットホールはエクラの追加施設として、予定しているものです。原稿エクラの利用頻度は高く、多人数が入れるホールの要望がされていた。ホテルとエクラの間にできますので、相乗効果も期待できます。規模は率職スタイルで400人収容でき、面積は1,000㎡、予算３～４億円です。平成２６年７月オープン予定です。

　益々元気で活性化していく小野市を見守っていただき、ご支援ください。

　小野市が１２月のボーナス支給日を延期しました。これは国の公債発行特例法が成立していないため、地方自治体への地方交付税が支払われていないのを受けて、いち早く、同法が成立するまで延期を決定しました。理由は次のとおりです。

　1.　対外的な支払い(民間への支払い)を最優先した。基金の繰り替え運用で支給出ないことはないが、その分運用益がなくなるので最小限に抑える。

　2.　規定どおり１２月１０日に支払う場合、銀行から借り入れる必要があり、金利が発生します。政府はこの金利は補償するといっていますが、税金から負担することになります。全国の地方自治体は大半がこの地方交付税をもらっています。

　　これこそ民間の発想です。お金が無ければ理由はどうあれ、支払うことはできないという単純なはなしです。

　　全国の地方自治体も水平展開すべきだとおもいます。民間企業はボーナスを支払えない会社もあります。地方交付税が遅れるのは政府の責任ですが、予定どおりボーナスを支給することで、無駄な税金がでていくことになります。ここは地方分権、行財政改革を謳う自治体なら、是非とも小野市に続いて、延期を発表してほしいものです。