山中ブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先日神戸市が外郭団体へ派遣された職員の人件費分72億5千万円を補助金や委託料名目で支出したうち、47億7千万円を返還するよう神戸地裁で判決があった記事が大きく報道されました。論点は公益性がある外角団体に派遣した職員の仕事に公益性があるかどうかです。判決からすると半分以上の47億7千万円分の人件費に当る職員の派遣が違法であるということです。つまり、外郭団体自体が公益性があるだけで、職員をいくらでも派遣していいということではありません、ということだと思います。
外郭団体は国、県、市町村を問わず、ほとんどあると思います。以前から天下りの温床になっているといわれています。これをきっかけに全国の自治体が外郭団体を総点検していき、市民からみて安心して任せてもらえる自治体になっていってほしいと思います。
さて小野市です。もちろん早速調査しました。現在、公益法人は3団体あります。小野市都市施設管理協会、小野市福祉公社、小野市社会福祉協議会の3つです。3団体で派遣職員は8名、市が負担している人件費は約5千7百万円でした。各々の団体の業務内容は皆さんもご承知のとおりであり、派遣されている職員の業務も充分公益性があると判断いたしました。
外郭団体は国、県、市町村を問わず、ほとんどあると思います。以前から天下りの温床になっているといわれています。これをきっかけに全国の自治体が外郭団体を総点検していき、市民からみて安心して任せてもらえる自治体になっていってほしいと思います。
さて小野市です。もちろん早速調査しました。現在、公益法人は3団体あります。小野市都市施設管理協会、小野市福祉公社、小野市社会福祉協議会の3つです。3団体で派遣職員は8名、市が負担している人件費は約5千7百万円でした。各々の団体の業務内容は皆さんもご承知のとおりであり、派遣されている職員の業務も充分公益性があると判断いたしました。
PR
4月10、11日と滋賀県にあります全国市町村国際文化研究所で行われた市議会議員特別セミナーに参加しました。年に3〜4回実施されており、毎年会派で参加しております。この施設は全国で2箇所東京とここ滋賀にあります。毎回タイムリーなテーマで、講師も著名人が来られることもあり、また2日間食事込みの1万円と安いことから人気があります。毎回約300人位の参加者があり、北は北海道から南は九州までの議員が参加しており、議員間の交流もしています。今後とも研鑚を重ねていきたいと思っています。
<今回のテーマと講師>
1.「イノベーションと社会企業」
一橋大学イノベーション研究センター教授 米倉 誠一郎氏
2.「これからの社会保障と地方財政」
総務省地方財政審議会委員(前奈良女子大教授) 木村 陽子氏
3.「地方分権と政治改革:地方議会改革の意義」
政策研究大学院大学教授 飯尾 潤氏
4.「世界潮流と日本の進路」
財団法人日本総合研究所会長 寺島 実郎氏
<今回のテーマと講師>
1.「イノベーションと社会企業」
一橋大学イノベーション研究センター教授 米倉 誠一郎氏
2.「これからの社会保障と地方財政」
総務省地方財政審議会委員(前奈良女子大教授) 木村 陽子氏
3.「地方分権と政治改革:地方議会改革の意義」
政策研究大学院大学教授 飯尾 潤氏
4.「世界潮流と日本の進路」
財団法人日本総合研究所会長 寺島 実郎氏
道路特定財源の暫定税率が期限切れのため、ガソリン税、軽油税がそれぞれ1リットル当り約25円、17円本日から下がります。ただし、ガソリンスタンドの在庫分は高い仕入れのため、ガソリンスタンドの対応は値段が高いままのところ、在庫分を加味していくらか下げたところ、25円きっちり下げたところと3種類あるようです。また、自動車取得税が5%から3%に、自動車重量税が0.5トン当り年6300円から2500円に(5月1日から)になります。車を買うなら今のうちというところでしょうか。
一方、地方財政への影響はというと、小野市では年約1.7億円歳入が減少します。1ヶ月後、再度暫定税率が成立すると約1400万円の減少となります。小野市はどちらになっても今年度は先日確定した予算を実行していく予定になっています。個人的にはありがたいが、自治体に身をおく私にとっては喜んではいられないというところです。
いずれにしてもどうなるか判らないというのが、我々国民生活にとっても、自治体にとっても一番困ることです。一日も早く国会で決定してもらうことを願うばかりです。
一方、地方財政への影響はというと、小野市では年約1.7億円歳入が減少します。1ヶ月後、再度暫定税率が成立すると約1400万円の減少となります。小野市はどちらになっても今年度は先日確定した予算を実行していく予定になっています。個人的にはありがたいが、自治体に身をおく私にとっては喜んではいられないというところです。
いずれにしてもどうなるか判らないというのが、我々国民生活にとっても、自治体にとっても一番困ることです。一日も早く国会で決定してもらうことを願うばかりです。
昨日、第353回小野市議会が28日間の会期を終了しました。この3月議会は例年次年度の予算が決まる最も重要な議会です。また新聞、TVでも報道されましたが、全国でもめずらしい「小野市いじめ等追放年宣言」を市と市議会が共同宣言をしました。いじめを学校内だけではなく、企業内のいじめ、DVなど広義に捉えて追放しようという画期的な取り組みです。4月から本格的に成果を出せるよう始動します。
また、平成20年度の主な予算について下記のとおりご報告します。詳細は広報にてご確認下さい。
記
1.小野南・旭丘・河合中学校の耐震補強工事
2.市場・大部小学校の耐震補強工事
3.妊婦健診補助の拡充…全妊娠期間の健診のうち5回35000円を限度に助成。
4.デマンドバス(予約制バス)の連日運行
5.中番小・市場小・小野東小のプール改修
6.特別支援学校体育館の整備
7.河合運動広場の整備…全面改修します。
8.市民会館の大規模改修
9.ひまわりの丘公園周辺の道路整備
10.大池周辺の自転車歩行者道の整備
11.神戸電鉄樫山駅周辺の整備
12.粟生駅周辺の整備
13.あお陶遊館アルテのオープン
14.全国ハーブサミットに向けた取り組み
15.特産品を活用した市民交流施設の整備補助
16.コミセンまちなかにて、こども放課後対策事業を実施…吉田表具店跡地を利用。
17.コミセン市場・おおべの改修
以上次年度も多くの事業を予定しています。なお、平成20年度の地方債残高は143億円、基金残高は67億円と依然良好な水準を維持しています。
道路特定財源の暫定税率延長か廃止かが大問題になっています。小野市では暫定税率分が約1億7000万円ありますが、もし廃止になった場合でも、事業は予定どおり行いますのでご安心下さい。
また、平成20年度の主な予算について下記のとおりご報告します。詳細は広報にてご確認下さい。
記
1.小野南・旭丘・河合中学校の耐震補強工事
2.市場・大部小学校の耐震補強工事
3.妊婦健診補助の拡充…全妊娠期間の健診のうち5回35000円を限度に助成。
4.デマンドバス(予約制バス)の連日運行
5.中番小・市場小・小野東小のプール改修
6.特別支援学校体育館の整備
7.河合運動広場の整備…全面改修します。
8.市民会館の大規模改修
9.ひまわりの丘公園周辺の道路整備
10.大池周辺の自転車歩行者道の整備
11.神戸電鉄樫山駅周辺の整備
12.粟生駅周辺の整備
13.あお陶遊館アルテのオープン
14.全国ハーブサミットに向けた取り組み
15.特産品を活用した市民交流施設の整備補助
16.コミセンまちなかにて、こども放課後対策事業を実施…吉田表具店跡地を利用。
17.コミセン市場・おおべの改修
以上次年度も多くの事業を予定しています。なお、平成20年度の地方債残高は143億円、基金残高は67億円と依然良好な水準を維持しています。
道路特定財源の暫定税率延長か廃止かが大問題になっています。小野市では暫定税率分が約1億7000万円ありますが、もし廃止になった場合でも、事業は予定どおり行いますのでご安心下さい。


3月2日、小野市では「小野陣屋まつり」が盛大に行われている日に、我が青野ヶ原町では「お祷」という伝統行事が行われました。この行事は2人1組で1年間地域のお宮をお守りしていく、というものでこの日はその引き継ぎの儀式が行われました。場所は旧の祷屋2人の内の片方で行われ、町内の宮総代、長老、その他氏子が祷屋の2人を囲むような形で座り、お祝いの杯を回し飲みします。お酒のあては大根と油げを甘辛く煮たもの、大根と人参の酢の物、オカラを塩、鷹の爪で炒ったものと昔から決まっています。とこには大根でつくった男性と女性の性器を模ったものが作られて置かれています。子孫繁栄、五穀豊穣を願ったものだと思われます。私が小学校の頃は、この日は祷屋の家へ子どもも行って、このご馳走をいただいていた記憶があります。最近は子どものすがたもなく、人数も20人位と少なくなっていますが、何とか続いています。
さて、この行事ですが、具体的には町内にある(確か5箇所?)神社の掃除を1ヶ月に6回位するのと、秋まつりに向けて、獅子舞の稽古の場所提供と接待をします。1年間は神主の代わりをするようなものです。
最近、この貴重な伝統行事の存続が危うくなってきたような気がします。少子高齢化の影響で対象者(20代〜40代位)が少なくなってきたことと、この伝統行事に関する理解度が変わってきて、参加したくないという家庭が増えてきたことが原因です。非常に残念なことだと思っていますが、これも時代の流れなのかも知れません。このような地域に残っている伝統行事こそが、その地域の貴重な文化遺産だと思います。何とか工夫して継承していきたいものです。