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 今年ノーベル物理学小を受賞された京都産業大学教授の益川敏英さんがストックホルムでの授賞式について、朝日新聞に寄稿された文章が18日付けに載っていた。
 スウェーデンとノーベル財団には日本人にもあった「おもてなしの心」を強く感じた、と言われている。言い換えれば「仁」、「惻隠の情」といってもいいのかもしれない。晩餐会をはじめ色々な行事や受賞者への対応の仕方など、ちょっとしたことにも自分が招いたゲストたちをもてなそうとする心に満ちていたらしい。それを強く感じたのは「間」だそうだ。日本の場合だと、何かの授賞式があった場合に、その前後に少し時間があると、そこに関係のない会議などをいれたりするが、ノーベル財団は絶対にそういうことをさせない。空いた時間も含めて、ゲストにとって必要な「間」として財団がわざと空けている時間だからである。
 また、日本語しか話さない教授のために日本語のできるアテンダントをつけていただいたところにもおもてなしの深い心を感じたと言われている。よほどこのアテンダントの接し方がすばらしかったのだろう。
 日本人の本来得意としている「おもてなしの心」をおもい出させていただいた。今、日本の教育に一番必要なことではないかと感じた。
 頑なに日本語で押し通す益川教授の人間性をみた思いで、嬉しくなった。
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